APIの全体地図
要件に対して「どのAPIを、誰の権限で、どこから叩くか」を選べる
最終確認: 2026-09
解説
受託の現場でなぜ必要か: この回では、「APIで連携したい」と言われたときに、どのAPIを、誰の権限で、どこから使うかを選べるようになります。
受託では、この選び方を間違えると、ブラウザに管理者の鍵を置く事故や、要らないサーバーを立てる無駄が起きます。
Admin APIとは、管理画面でできることをプログラムから行う窓口
Admin API(GraphQL)は、管理画面でできることをプログラムから行うAPIです。
商品・注文・顧客・メタフィールド・在庫を読み書きできます。
REST Admin APIは2024-10からlegacyで、2025-04以降の新規公開アプリはGraphQLが必須です。
この教材でもGraphQLだけを教えます。
購入者側のAPIは2つある(StorefrontとCustomer Account)
Storefront APIは購入者向けで、商品閲覧・カート作成・チェックアウトURLの取得に使います。
公開トークン(ブラウザに置いてよい鍵)で動く設計で、ヘッドレス(テーマを使わず自前の画面で売る構成)の土台です。
Customer Account APIは、新しい顧客アカウントの注文・住所・プロフィールに、ログイン済み購入者の権限でアクセスします。
テーマの中なら、トークン不要のAPIで足りる
Ajax APIとSection Rendering APIは、テーマ内から同じドメインで呼ぶAPIで、トークンは要りません。
テーマ改修の依頼なら、まず「これで足りるか」を考えます。
「API」と聞いて、Admin APIから考え始めないのがコツです。
発展:バージョンとサポート期間
APIは四半期ごと(例: 2026-01 / 04 / 07 / 10)にリリースされ、各バージョンは最低12か月サポートされます。
URLにバージョンを含めて呼びます。
サポート切れのバージョンを指定すると、最も古いサポート中のバージョンに丸められて挙動が変わります。
保守契約に「APIバージョン追従」を入れる根拠になります。
※ ShopifyはShopify Inc.の商標です。本サイトは個人が制作した非公式の学習教材であり、同社の承認・提携・後援を受けていません。記載内容は2026-09時点のものです。料金・上限値・管理画面のラベルは変わるため、作業の前に公式ドキュメントで確認してください。