課金・配布・審査
アプリの配布形態と課金方法を選び、公開に必要な要件を把握できる
最終確認: 2026-09
解説
受託の現場でなぜ必要か: この回では、アプリの配布形態と課金方法を選び、公開に必要な要件を把握できるようになります。
受託では、クライアント専用アプリに課金は要らないことが多いですが、配布形態は後から変えられないので最初に決めます。
配布形態とは、後から変えられない最初の決定
配布には、カスタム配布(特定のストアだけに入れる。審査なし)とApp Store公開(誰でも入れられる。審査あり)があります。
カスタム配布で作ったアプリは、App Storeに出せません。
将来公開する可能性が少しでもあるなら、最初から公開前提で作ります。
課金はどう実装するか(Billing API)
課金は、ShopifyのBilling(アプリ課金の仕組み)を通します。
月額とトライアルはappSubscriptionCreate、買い切りはappPurchaseOneTimeCreate、使った分だけの課金はappUsageRecordCreateです。
返ってくるconfirmationUrlに運用者を送り、承認してもらいます。test: trueにすると、開発ストアで課金を模擬できます。
手数料はShopifyが徴収します。
審査で見られる要件は何か
App Storeに出すなら、審査があります。
主な要件は、Polaris / App Bridgeの利用、コンプライアンスWebhook、プライバシーポリシー、パフォーマンス、テスト手順の提供です。
受託のクライアント専用アプリに審査はありませんが、同じ品質を目安にします。
発展:Shopify App PricingとStatic Apps
Shopify App Pricingは、Dev Dashboardで料金プランを定義して、Billingのコードを減らす仕組みです。
使用量課金は、App Events APIでイベントを送ります。
Static Appsは、サーバーを持たずにShopifyがホストするアプリで、App BridgeとPolarisが自動で入り、管理画面からAdmin APIを直接呼びます。
社内ツールや軽い管理機能なら最短です。
どちらも提供時期と条件は、公式で確認します。
※ ShopifyはShopify Inc.の商標です。本サイトは個人が制作した非公式の学習教材であり、同社の承認・提携・後援を受けていません。記載内容は2026-09時点のものです。料金・上限値・管理画面のラベルは変わるため、作業の前に公式ドキュメントで確認してください。