実践:クライアント専用のカスタムアプリを作る
受託の要件から、カスタム配布のアプリを設計・実装・引き渡しまで通せる
最終確認: 2026-09
解説
受託の現場でなぜ必要か: この回では、受託の要件から、カスタム配布のアプリを設計・実装・引き渡しまで通せるようになります。
受託では、所有権と契約を先に決めることが、技術より大事です。
題材:VIP会員の自動割引と設定画面
会員タグvipの顧客に、10%の自動割引を付けます(Functions)。
割引率は、管理画面の小さな設定画面で変えられるようにします(メタフィールドに保存)。
注文が入ったら、VIPの注文にvipタグを付けます(Webhook)。
この1本で、Functions・設定画面・Webhook・配布・引き渡しの全部がつながります。
作る順番はどうするか
TOMLでスコープを確定し、Functions拡張、設定画面(loader / action)、Webhookの順に作ります。
次にshopify app deployで配布し、カスタム配布のリンクでクライアントのストアにインストールします。
設定画面を付けると、「割引率を変えたい」が改修依頼になりません。
Functionsの入力クエリで、設定メタフィールドを読む形にします。
所有権と契約は何を決めるか
アプリを置くDev Dashboardの組織、ホスティング(費用とアカウント)、シークレットの管理者、APIバージョン追従の担当を、引き渡し書に明記します。
クライアントの組織で作れば、契約終了後もクライアントが管理できます。
発展:運用の最低ライン
ログ(Dev DashboardのFunction実行ログと、自サーバーのログ)、app/uninstalledの処理、バージョン更新の手順書を用意します。
ここまでそろえて「引き渡し」です。
※ ShopifyはShopify Inc.の商標です。本サイトは個人が制作した非公式の学習教材であり、同社の承認・提携・後援を受けていません。記載内容は2026-09時点のものです。料金・上限値・管理画面のラベルは変わるため、作業の前に公式ドキュメントで確認してください。